東京R&D、燃料電池小型トラックの技術開発・実証を開始

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東京アールアンドデーは5月24日、環境省「平成28年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業(委託事業)」において「燃料電池小型トラックの技術開発・実証」の採択を受け、同事業を実施すると発表した。

地球温暖化対策の一つとして、運輸部門のCO2排出量の削減が喫緊の課題となっている。乗用車では量産型燃料電池自動車(FCV)が市販されているが、トラックに関してはハイブリッド車が市販されているものの、燃料電池車は依然として研究開発段階にとどまっている。

同事業ではグループ会社のピューズと共同で燃料電池トラックの技術開発を行い、車両の基本性能や働く車としての実用性などの検証を経て、普及の基本型となる燃料電池トラックを開発。その後、下水バイオガス原料によるグリーン水素を用いて、福岡市の天神地区共同輸送と共同で2018年度に配送業務の実運用を行い、本事業後の2019年度に燃料電池トラックの少量産を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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