パーソルグループのパーソルクロステクノロジーは12月1日、東京アールアンドデーグループと業務提携契約を締結したと発表した。
両社は技術の融合により、電動化領域の開発力を強化することを目指す。パーソルクロステクノロジーは自動運転やエンジン開発などの技術力とエンジニア育成に定評がある。一方、東京アールアンドデーグループはベビーカーからバス・トラックまで多様な車両の企画・設計・試作から評価まで一貫した開発体制を持つ。
今回の提携では両社の強みを掛け合わせ、車両のレトロフィット技術を活用した高性能かつスピーディな電動化を可能にする。さらに、相互にエンジニア教育や研修、採用活動を連携し、顧客開拓や営業活動も共同で推進する。これにより自動車だけでなく、建設機械や農業機械、ドローンなど幅広いモビリティ分野の電動化開発力を高め、国の2050年カーボンニュートラル目標の実現に貢献する。
パーソルクロステクノロジーは、尖った技術力で日本のものづくり産業基盤を支え、社会課題の解決を目指す。東京アールアンドデーグルグループはEVや燃料電池車を含む多様な電動化技術に対応し、ピューズはEVシステムの受託開発とエンジニアリングサービスを提供する。JHIはモータースポーツ向けホース製品など特殊ホース開発を担い、AM技術やCFRP製品開発にも取り組んでいる。



