米国のアップル(Apple)社が、中国の配車サービス最大手企業に出資したことが分かった。
これは5月13日、中国に本拠を置く企業、滴滴出行(Didi Chuxing)が明らかにしたもの。同社は、「アップルが10億ドルを投資。これまでに受けた単一で最大の投資額になった」と発表している。
滴滴出行は、中国の配車サービス最大手企業。1日当たり1100万人を超える乗客を運んでいる。中国の400以上の都市でサービスを展開中。
また、滴滴出行は1400万人の中国人ドライバーと協力。市場シェアは、個人所有車の手配で87%以上、タクシーの手配では99%以上を誇る。
アップルのティム・クックCEOは、「我々は滴滴出行が構築したビジネス、素晴らしいリーダーシップチームに大変感動しており、同社の成長と共にサポートしていきたい」とコメントしている。