スバル(富士重工)の米国向け主力車種、『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)と『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)。両車が米国において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。スバルの米国法人、スバルオブアメリカから届け出を受けたリコールの内容を公表している。
NHTSAによると、今回のリコールは、ステアリングの不具合が原因。ステアリングコラムに問題があり、正しく操舵できなくなる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2016年2月末から5月上旬にかけて生産され、米国で販売された4万8500台。
スバルオブアメリカでは、対象車両を保有する顧客に連絡。販売店で点検を行い、ステアリングコラムを交換するリコール作業を行うとしている。