ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは5月3日、4月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1万6206台。前年同月比は9%増と、引き続き増加した。
セダン系では、新型スポーツセダンの『TLX』が、3779台を販売。前年同月比は7.7%減と、2か月ぶりのマイナス。『ILX』は1633台を売り上げ、前年同月比は0.1%増と2か月ぶりに増加。最上級車の『RLX』は156台にとどまり、前年同月比は19.6%減と、マイナス傾向。
SUVでは、2013年にモデルチェンジした『MDX』が、前年同月比4.8%減の4733台と、15か月連続で減少。『RDX』は5905台を売り上げ、前年同月比は48.7%増と、2か月連続で増加した。
アキュラの2016年1‐4月米国新車販売は、5万4081台。前年同期比は0.8%のマイナスだった。
アキュラ部門のジョン・イケダ副社長は、「アキュラの高性能セダンおよびSUVが、勢いを維持し、セグメントでのシェアを拡大し続けている」と述べた。