英国の高級車メーカー、ジャガーカーズは4月25日、中国で開幕した北京モーターショー16において、新型ジャガー『XFL』を初公開した。同車はジャガーのミドルサルーン、『XF』に設定される中国専用のロングホイールベース車。メルセデスベンツ、BMW、アウディのドイツプレミアム3ブランドは、それぞれ『Eクラス』、『5シリーズ』、『A6』に、中国専用のロングホイールベース車を用意。この流れに沿って、ジャガーカーズもXFにロング版のXFLを投入する。通常のXFに対して、XFLではホイールベースを140mm伸ばし、3100mmに。これにより、後席足元の空間は、XFよりも157mm拡大。ひざ元のスペースも、116mm増えている。中国の富裕層の嗜好に合わせ、後席には、マッサージ機能、ヒーターおよびクーラー機能、電動ブラインド、格納式テーブル、17スピーカーオーディオ、最新のインフォテインメントシステムなどを装備した。ジャガーXFLは、中国合弁の奇瑞ジャガーランドローバーの江蘇省蘇州市常熟工場で現地生産され、中国市場へ2016年後半に投入される予定。
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