トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは4月14日、2016年第1四半期(1-3月)の新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万1599台。前年同期比は5.1%増だった。
ブランド別では、トヨタが前年同期比4.3%増の22万3541台。レクサスは、前年同期比14.6%増の1万8058台。
トヨタブランドでは、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)が5万6398台と牽引。前年同期比は4.6%増と伸びた。『オーリス』シリーズは、前年同期比15.1%増の4万1136台と、2桁増。欧州ではハッチバックだけでなく、日本にはない欧州専用のワゴン、『オーリスツーリングスポーツ』が用意される。
また、『カローラ』は第1四半期、前年同期比15%減の1万6477台と後退。2014年半ばに投入した新型『アイゴ』は、2万5363台。前年同期に対して、1.1%減とマイナスに転じた。
SUVでは、『RAV4』が前年同期比15.2%増の2万8246台と好調。『ランドクルーザー』は1万0391台を売り上げ、前年同期に対して3.5%増えた。
トヨタは2015年、欧州で年間87万3844台を販売。前年比は1.5%減と、5年ぶりに前年実績を下回っている。