日産自動車の欧州法人、欧州日産は4月12日、2015年度(2015年4月から2016年3月)の西欧新車販売結果を公表した。総販売台数は、過去最高の62万1910台。前年比は9.4%増だった。
市場別では、英国が16万4406台で最量販国に。前年比は4.2%増だった。以下、フランスが3.9%増の7万6838台、ドイツが13.2%増の7万5201台、イタリアが8.9%増の6万2982台、スペインが19.3%増の6万1005台。
車種別では、SUVの『キャシュカイ』が25万1025台を販売し、最量販車に。『ジューク』も10万9272台、『エクストレイル』も7万2541台を売り上げており、SUV3車が好調だった。以下、『マイクラ』(日本名:『マーチ』)が6万9465台、『ノート』が4万1934台。
欧州日産によると、このSUV3車のおかげで、日産が2015年度、欧州クロスオーバー車市場において、ナンバーワンブランドに君臨したという。
欧州日産の営業&マーケティング担当、ギヨーム・カルティエ上級副社長は、「今後も顧客に対して、より多くの選択肢、価値、革新的でエキサイティングな車を提供することを約束する」とコメントしている。