ダイハツ工業は3月31日、『ムーヴ』などのスタータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのはダイハツ『ムーヴ』とスバル『ステラ』の2車種で、2014年11月24日~2015年10月30日に製造された9万2249台。
プッシュスタート付車のスタータにおいて、作動制御プログラムが不適切なため、プッシュスタートボタンの操作の直後に、シフトをPからNレンジに操作をすると、スタータ内部が焼きつくことがある。そのため、スタータ内部が固着により異音が発生し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、スタータ作動制御プログラムを変更する。
不具合は252件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。