【大阪モーターサイクルショー16】ミドルクラスのBMW モトラッド、G310R 登場

モーターサイクル 新型車
4ストローク単気筒313ccエンジンを搭載するBMW Motorrad G310R。
  • 4ストローク単気筒313ccエンジンを搭載するBMW Motorrad G310R。
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BMW モトラッドのブースには、スチールフレームを骨格とした軽快な車体に313cc単気筒エンジンを積む『G310R』の姿があった。

ボア80mm×ストローク62.1mm、最高出力34PSを発揮するシングルエンジンは、後方排気・後傾シリンダーが大きな特徴だ。低重心化とフロントタイヤへの荷重をアップすると同時に、ホイールベースを短縮することにも貢献する。

足まわりも抜かりはない。ゴールドアルマイトが施されたインナーチューブ径41mmの倒立式フロントフォークに、フロントブレーキは対向4ポッドラジアルマウントキャリパーと300mmシングルディスクの組み合わせ。

ホワイトスプリングのリアショックやアルミダイキャスト製スイングアーム、150mm幅のリヤタイヤなど、軽快な走りが期待できる。

『S1000R』譲りのスタイルを持つスリムでコンパクトなミドルクラスのBMW モトラッドが、いよいよ日本での販売をスタートさせそうだ。なお、価格および発売時期は未定。

また、日本未導入の電動スクーター『C evolution』の展示もある。パワーフィールとスペックは、ガソリンエンジンの大型スクーターに引けを取らないという。航続距離100kmを発揮する。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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