マツダの中国現地法人は2月3日、1月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、2万5954台。前年同月比は5.7%増と、12か月連続で前年実績を上回った。
1月実績では、『アテンザ』と『アクセラ』に、『CX-5』を加えたSKYACTIVテクノロジー搭載3車が、引き続き販売を牽引。とくにアクセラが、中国で2015年10月に導入された小型車に対する減税の効果で、好調を維持。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。1月実績は、一汽マツダが前年同月比25.6%減の6321台と、引き続き減少。一方、長安マツダは22.8%増の1万9529台と、大幅増を保つ。
マツダの2015年の中国新車販売は、23万5261台。前年比は11.5%増と、2年連続の前年超え。2010年の23万9709台に次ぐ記録となった。
マツダは2016年の中国販売目標を、前年比2%増の24万台に設定している。