小糸製作所が発表した2015年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比28.2%増の578億7700万円と大幅増収となった。
売上高は、自動車ランプの受注拡大や、付加価値の高いLED化が進んだ効果で18.7%増の5959億1400万円と大幅増収となった。
営業利益は、日本、北米、中国、アジア、欧州すべてのセグメントで増収となったほか、メキシコ工場の本格稼動したこともあって、同31.0%増の556億1300万円となった。純利益は同13.3%増の297億3300万円だった。
通期業績見通しも上方修正した。売上高は前回予想より190億円増の8060億円、営業利益が60億円増の770億円、経常利益が70億円増の790億円、純利益が40億円増の410億円を予想する。