渦潮電機は、1946年創立以降、主に船舶への制御・配電・通信機器の製造、工事施工および陸上プラントの受配電設備の製造、工事を行ってきた。2011年4月、船舶分野で培った電機知識を活かし、新たにEV事業を設立。E-Trike導入事業の発表を受け、2012年よりE-Trikeの車両開発に着手し、同年12月には試作車両を完成させた。また、2013年3月には現地法人を設立、2014年12月より「BEMAC ELECTRIC TRANSPORTATION PHILIPPINES INCORPORATED」として、フィリピン現地での販売網や製造体制の確立に向け準備を進め、現地パートナー企業の協力の下、年間6000台の製造が可能な体制を整え、独自開発の車両「68VM」の製造を行い、現地販売を開始している。