ダカールラリー2016も残り3日。14日のステージ11はアルゼンチンのラ・リオハからサン・ファンの間で431kmのSS(競技区間)が行われた。
ステージ11では酷暑の中、枯れ川や砂地、フェシュフェシュや荒れて段差のある堅い路面などあらゆる悪路が参加者を苦しめた。コースの平均車速は低めで、フェシュフェシュでスタックしたり、オーバーヒートを喫する参加者も見られた。
日野チームスガワラの日野レンジャー2号車菅原照仁/杉浦博之組は、13日のフィアンバラステージで一時トラック部門総合4番手まで順位を上げ、持ち前のポテンシャルをアピール。この日も果敢なアタックを見せ、部門総合13位/排気量10リットル未満クラス1位でゴール。また、1号車菅原義正/高橋貢組も粘り強く着実な走りで乗り切り、総合33位/クラス2位の成績を挙げた。
この結果により累積順位は2号車が総合14位/排気量10リットル未満クラス1位、1号車が同じく総合31位/クラス2位として同クラスのワン・ツー体制を引き続き堅持した。