14日、鈴鹿サーキットで4月23~24日に開催される「全日本スーパーフォーミュラ選手権」(SF)の今季開幕戦の冠スポンサーに日本特殊陶業株式会社が就き、大会名が「2016 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」となることが発表された。
SFは今季も三重県・鈴鹿サーキットで開幕、例年同様に二輪レースとのダブルメインイベントによる「2&4」開催となるが、今年はスパークプラグでお馴染みの総合セラミックスメーカー、日本特殊陶業(NGK)が冠スポンサーとなり、大会を一層華やかなものとすることになった。鈴鹿から近い名古屋に本社があり、今年で創立80周年を迎える同社はモータースポーツ界でも国内外で幅広い活動を展開してきており、NGKは信頼のブランドとして定着している。
併催の二輪レースは「MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦(JSB1000 200km耐久・8耐トライアウト)」。また、四輪では全日本F3選手権もこの鈴鹿のレースウイークで開幕する。前売り観戦券は2月21日より発売開始予定。
今季のSFはワンメイクタイヤがヨコハマ製に切りかわるなどの新たな見どころもあり、昨年からの継続参戦濃厚な小林可夢偉、今季SFデビューが確実視されるF1マクラーレン・ホンダのテストドライバーで昨季GP2王者のストフェル・バンドーンら、注目選手も多いことが予想され、例年以上にハイレベルかつ話題に満ちあふれた展開が期待されてもいる。
SF開幕戦は当初、もう1週早い開催が予定されていたが、中嶋一貴ら有力選手が並行参戦するWEC(世界耐久選手権)の開幕戦と日程が重複したため、SFや鈴鹿の尽力で昨年末に現在の日程へと変更された。今季フルメンバーによる開幕戦ということになるわけで、先制勝利に向けての戦いが今から待ち遠しいところだ。
なお、SFの正式シリーズ名称は昨年まで「全日本選手権スーパーフォーミュラ」だったが、今季から「全日本スーパーフォーミュラ選手権」へと微変更されている。