ベントレー世界販売、8.4%減の1万台…中国は37%減 2015年

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ベントレー フライングスパー V8
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英国の高級車メーカー、ベントレーは1月12日、2015年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去最高だった2014年の1万1020台を下回る1万0100台。3年連続で1万台は超えたものの、前年比は8.4%減だった。

市場別実績では、引き続き最大市場の北米が、前年比10.1%減の2864台と後退。それでも、ベントレーの世界販売のうち、28%が北米市場で販売された計算。2位の欧州は、信用不安から回復し、前年比10%増の1695台。地元の英国は、5%増の1457台だった。

中国は第3位で、2014年の2位から後退。2015年は1615台を販売。前年比は37%減と大きく落ち込み、2年ぶりに前年実績を下回る。

中東は、『コンチネンタルGT V8 S』投入により、前年比0.9%増の1274台。アジア太平洋地域は前年比0.4%減の455台で、日本は15%増の353台を販売した。韓国は『フライングスパーV8』導入により、20%増の387台と、日本を上回った。

ベントレーのヴォルフガング・ドゥルハイマー会長兼CEOは、「2016年は新型SUVの『ベンテイガ』が、重要な役割を果たすだろう」と述べている。

《森脇稔》

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