ホンダの米国法人、アメリカンホンダは1月11日、米国で開幕したデトロイトモーターショー16において、新型『リッジライン』を初公開した。
リッジラインは、ホンダの米国部門が開発した北米専用のピックアップトラック。2005年3月、米国で発売された。生産は、アラバマ工場で行う。すでに発売から、10年以上が経過している。
また、アメリカンホンダは2015年11月、SEMAショー15において、『リッジライン・デザートレース・トラックコンセプト』を発表。次期リッジラインをベースにした砂漠レーサーを先行公開していた。デトロイトモーターショー16では、市販版の新型リッジラインがデビュー。
新型の開発は、米国オハイオとカリフォルニアのデザイン&エンジニアリング部門が担当。引き続き、アラバマ工場で生産され、2016年前半、米国市場で発売される予定。
新型は中型ピックアップトラック市場において、最大の室内空間や、最も機能的な荷台、優れたドライビング性能を追求。アメリカンホンダによると、セグメントで最高のハンドリング、乗り心地、静粛性、天候を問わないトラクション性能などを備えているという。自動ブレーキなど、最新の安全装備も導入された。
パワートレインは、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」。パワースペックは、現時点では公表されていない。トランスミッションは6速AT。駆動方式は、FFまたはトルクベクタリング機能付きの4WDとなる。