米国の自動車最大手、GMは12月9日、米国ケンタッキー州のボーリンググリーン工場に、4400万ドルを投資すると発表した。
ボーリンググリーン工場は、米国を代表するスポーツカー、シボレー『コルベット』の生産拠点。今回の投資は、ボーリンググリーン工場の「パフォーマンス・ビルドセンター」の生産能力を引き上げるために行われる。
パフォーマンス・ビルドセンターは、コルベットの高性能グレード、「Z06」の組み立てを担当。現在、コルベットの全生産量の3分の1をZ06が占めているため、需要増への対応を図る。
なお、パフォーマンス・ビルドセンターの生産能力引き上げにより、36名の追加雇用が創出される見込み。
ボーリンググリーン工場のKai Spande工場長は、「一連の大型投資は、ボーリンググリーンに対するGMの信頼の証」と語っている。