フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは12月7日、11月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、10万6283台。前年同月比は9%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
乗用車部門の長安フォードの11月実績は、8万4546台。前年同月比は22%増と、3か月連続のプラス。主力セダンの『モンデオ』が、13%増の1万2431台。また11月は、SUVが引き続き好調。中でも、『クーガ』と『エッジ』は、それぞれ1万台を超えた。
また、江鈴汽車の11月実績は2万0608台。前年同月比は20%減と、6か月連続で減少した。こちらは、商用車の『トランジット』が、販売の主力となる。
フォードモーターの2014年の中国新車販売は、111万4669台と、初めて100万台を突破。前年比は19%増と伸びた。2015年1-11月実績は99万0356台と、100万台に近づいている。