マツダの米国法人、北米マツダは12月1日、11月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、11月としては1994年以降で最高の2万2732台。前年同月比は7%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、3089台を販売。前年同月比は20.6%減と、3か月ぶりに減少した。
『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、7405台。前年同月比は4.6%減と、2か月ぶりの前年実績割れ。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、3台。前年同月比は99%減と、15か月連続で前年実績を割り込む。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、222台。前年同月比は45.5%減と、5か月連続で減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、8756台を販売。前年同月比は21.3%増と、3か月連続で前年実績を上回った。モデル末期の『CX-9』は1202台を売り上げ、前年同月比は16.4%減と、3か月ぶりに減少した。『CX-3』は1323台と、良好な立ち上がり。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が、新型投入により、732台を販売。前年実績の3.3倍の売れ行きで、6か月連続の前年超え。
マツダの2014年の米国新車販売は、30万5801台。前年比は7.7%増だった。2015年1‐11月は、前年同期比3.2%増の28万9890台を販売している。