米国の自動車最大手、GMは12月4日、中国における11月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は34万6671台。前年同月比は14%増と、2か月連続で前年実績を上回った。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。
11月のブランド別では、ビュイックブランドが10万7925台と、2か月連続の月販10万台超え。前年同月比は45%増と大きく伸びた。新型『エクセルGT』をはじめ、新型『エンビジョン』などのSUVが支持を集めた。
シボレーブランドは11月、前年同月比11%減の5万1192台と減少傾向。モデルチェンジの端境期で、新車販売が落ち込む。10月に投入した新型『マリブ』の今後の販売に力を入れる。
キャデラックブランドは11月、過去最高の7935台を販売。前年同月に対して、57%増と伸びた。新型セダンの『ATS』の中国専用ロングホイールベース車、『ATS-L』を中心に売れている。
2014年のGMの中国新車販売は、353万9970台。前年比は12%増と伸びている。2015年1-11月は、316万6791台。前年同期比は4.1%増だった。