プラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー、『カルマ』を製造・販売していた米国フィスカーオートモーティブ。新生フィスカーのパワートレインは、BMWから供給を受けることが決定した。
フィスカーオートモーティブは2013年11月、破産を申請。2014年2月には、同社の資産を中国の万向集団が落札。その万向集団が主導する形で、新たなブランド、「ザ・ニュー・フィスカー」が誕生した。
2015年6月、新たに立ち上げられたフィスカーオートモーティブ&テクノロジーグループ(FATG)は、生産再開計画を発表。米国カリフォルニア州の新工場で、カルマの生産を再開する予定。9月末には、社名を「カルマ オートモーティブ」に変更したばかり。
11月12日、カルマ オートモーティブは、BMWからパワートレイン部品の供給を受けることで合意した、と発表。BMWはカルマオートモーティブに対して、EVやハイブリッド車用の電動パワートレインや、バッテリー充電システムを供給していく。
カルマ オートモーティブは、BMW製パワートレインを搭載したPHVを、2016年に発売する計画。