トヨタ自動車が11月5日に発表した2016年3月期の第2四半期累計(4-9月期)連結決算は、国内の低調を北米などで補い、営業利益は前年同期比17%増の1兆5834億円となった。同期としては前年に続いて過去最高。連結世界販売は4%減の428万台だったが、北米は1%増の141万台と堅調に推移した。為替の円安効果は営業損益段階で3050億円となった。純利益は12%増の1兆2581億円で、前年に続いて最高を更新した。通期の業績は、売上高を前回予想より3000億円下方修正したが、営業利益2兆8000億円(前期比2%増)などとしている期首時点の利益予想は据え置いた。都内で記者会見した大竹哲也常務役員は「販売面の減少影響はあったものの、為替影響に加え、原価低減努力など収益改善活動が浸透してきた」と評価した。
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