日産 関専務、中国販売「日本車でナンバーワンの位置づけをしっかりキープしていく」

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日産自動車 関潤 専務執行役員
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  • 日産自動車 決算会見
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日産自動車は11月2日、景気減速の影響を受けて小型商用車の販売が想定を下回っているとして2015年の中国での販売計画を従来の130万台から125万台に下方修正した。

日産の中国合弁会社、東風汽車有限公司の総裁を務める関潤専務執行役員は同日、横浜市にある本社で行われた決算会見で「LCV(小型商用車)は極端に利益幅の少ない車の整理をしたせいで、全需の落ち込みよりもさらに台数を落とす結果になったが、非常に良い経営状態になりつつある」と説明した。

一方、乗用車に関しては「1~6月期の乗用車市場は10%近い伸びを示していたが、5月以降、4か月連続でマイナスになった。ただし期待通り9月に入り5%の成長ということで復帰してきた。10月もそれを上回る成長をしている。それに伴って我々も9月6.8%増、10月は19%増ということで、この波にしっかり乗るようにしている」と述べた。

その上で「最も我々が大切にしている日本車でナンバーワンという位置づけをしっかりキープしていく」と強調した。

《小松哲也》

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