フォード エクスプローラー 大幅改良…内外装デザイン刷新、FWDは排気量アップ

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フォードジャパンは、SUVモデル『エクスプローラー』を大幅改良し、10月31日より発売する。

今回の大幅改良では、エクステリアデザインを「Rugged(ラギッド=力強さ)」というキーワードのもとに刷新。より存在感のあるフロントグリルやLEDヘッドランプを新たに採用したほか、新デザインのローハイト・ルーフレール、それに伴うリアスポイラーの改良などによって、空力性能も改善している。

インテリアも、細部に渡り改良を施すとともに、新開発のドアシール採用により静粛性を向上したほか、1列目にマッサージシート、2列目にシートヒーターを装備。質感と快適性、SUVとしての機能性にこだわった室内空間を実現している。

パワートレインは、FWDモデル「XLTエコブースト」のエンジンを2.3リットル エコブーストエンジンに変更。最高出力261ps、最大トルク420Nmを発生し、従来の2リットル エコブーストに対して、出力で約7%、トルクで約15%の向上を図りながら、燃料消費率を約5%改善している。全モデル、パドルシフト付きのセレクトシフト6速ATとの組み合わせとなる。

また、スマート・キーレスエントリーシステムや、ウォッシャー機能付きリアビューカメラを全モデルに採用したほか、バンパー下をキックするだけでテールゲートを開閉できるハンズフリー・パワーリフトゲートを採用。利便性を高める装備を新たに搭載した。

安全面では、従来のRSC付きアドバンストラック、コースアウトを防ぐカーブコントロール、7つのエアバッグを状況に応じて適切に作動させるパーソナル・セーフティ・システムなどに加え、タイヤ空気圧モニターや、車両の接近を警告するBLIS with CTAを全機種標準装備としたほか、さらに上級グレードには180°スプリットビュー・フロントカメラ&リアビューカメラ(ウォッシャー機能付)を追加し、安全性を向上させている。

価格はFWDモデルの「XLTエコブースト」と4WDモデルの「XLT」が489万円、4WDモデルの「リミテッド」が575万円。

さらに2016年には、最大出力370ps、最大トルク474Nmを発生するV6 3.5リットル エコブーストエンジンを搭載した「チタニウム」を4WDのラインアップに追加する予定。優れたパフォーマンスに加えて、インテリアには最上級のニルヴァーナレザーと、新開発のサウンドシステムを採用するなどクラフトマンシップ溢れる室内空間を実現している。

《纐纈敏也@DAYS》

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