FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は9月29日に都内で開いた新型車発表会で、フォルクスワーゲン(VW)の排ガス試験不正問題が販売に与える影響について「我々としては、問題はないと思っている」との見解を示した。
ヘグストロム社長は「VWで起きた出来事が世界に波及していることは大変残念な、不幸なことであると思う」としながらも、「はっきり申し上げたいのは、我々はディーゼルエンジン車を(日本に)輸入していない、ごく少数のインポーターである」と説明。
その上で「VWの問題で何か影響がでるとは思っていない」と述べた。FCA傘下のフィアットはディーゼルエンジン搭載車をヨーロッパなどを始め幅広く展開しているが、ヘグストロム社長は日本市場への導入に関しては言及しなかった。