日産自動車の米国市場における入門車、『ノート』と『ヴァーサ』。両車が米国において、リコール(回収・無償修理)を実施する。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、『ヴァーサセダン』とノートに関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、内装のトリムパネルの不具合が原因。NHTSAによると、両車のドライバー足元のトリムパネルが、靴に引っかかる可能性があり、アクセルペダルからブレーキペダルへの踏み換えが、遅れる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2012‐2015年モデルのヴァーサセダンと、2014‐2015年モデルのノート。米国で販売された合計29万8747台が、リコールに該当する。
北米日産は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店でトリムパネルを改修するリコール作業を行う。