マツダの米国法人、北米マツダは9月1日、8月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万9938台。前年同月比は4.4%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、5402台にとどまる。改良新型投入の効果で、好調な販売を維持してきたが、8月は前年同月比4.1%減と、2か月連続で減少した。
『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、1万0161台。前年同月比は6.5%減と、3か月ぶりの前年実績割れ。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、5台。前年同月比は99.5%減と、12か月連続で前年実績を割り込む。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、542台。前年同月比は25.1%減と、2か月連続で減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、1万0033台を販売。前年同月比は6.3%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1753台を売り上げたものの、前年同月比は8.3%減と、2か月連続で減少した。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が、新型投入により、1344台を販売。前年実績の3.5倍の売れ行きで、3か月連続の前年超え。
マツダの2014年の米国新車販売は、30万5801台。前年比は7.7%増だった。2015年1‐8月は、前年同期比0.4%減の21万6091台を販売している。