米国の自動車最大手、GMが過去に販売した小型セダン&クーペ。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから、シボレー『コバルト』に関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、コバルトの運転席サイドエアバッグ用の側面衝突センサーの配線に不備があり、ショートを起こし、エアバッグが作動しない可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2010年モデルのシボレー コバルト。米国で販売された5 万9474台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、センサーの配線を点検。配線を交換するリコール作業を行うとしている。