マツダの米国法人、北米マツダは8月13日、新型『MX-5』(日本名:新型『ロードスター』)のレーシングカー、『MX-5カップ』を、米国カリフォルニア州ラグナセカ・サーキットのペースカーに起用すると発表した。
MX-5カップは2014年11月、米国ラスベガスで開催されたSEMAショー14で初公開。マツダが2016年から開催する「グローバルMX-5カップ」の参戦マシン。マツダは新型ロードスターのレーシングカーを使用し、北米、欧州、アジアの世界3大市場で、新たなワンメークレースシリーズを立ち上げる。
搭載エンジンは、北米市場向けの2.0リットル直列4気筒ガソリン「SKYACTIV-G」。市販車をベースに、ロールオーバーバーなど、レースに必要な最低限の改造が施される予定。
今回、北米マツダは、このMX-5カップを、米国カリフォルニア州ラグナセカ・サーキットのペースカーに起用すると発表。ラグナセカは、マツダの米国におけるホームサーキット。新型ロードスターをアピールする場所として、最高の舞台になる。
ペースカー仕様のMX-5カップは、米国カリフォルニア州のマツダ・デザイン・スタジオが手がけたデカールを装着。9月11‐13日、ラグナセカで開催される「マツダ・ロードtoインディ」で、ペースカーを務める。