パイロット乗せたタクシーが事故、負傷で運航に影響

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6日午前7時15分ごろ、福島県須賀川市内の県道を走行していたタクシーが路外に逸脱。道路左側のガードレールに衝突する事故が起きた。この事故でタクシーの運転者が死亡。客として同乗していた全日空のパイロット2人も軽傷を負っている。

福島県警・須賀川署によると、現場は須賀川市塩田付近で片側1車線の直線区間。タクシーは斜行するようにして路外へ逸脱。道路左側のガードレールに衝突した。

衝突によってタクシーは中破。運転していた石川町内に在住する64歳の男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡。客として後部座席に同乗していた37歳と45歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。

負傷した客2人は全日空のパイロットで、福島空港へ向かっている途中に事故は起きた。このため2人が操縦を予定した便には、別便のパイロットを割り当てることとなり、この影響で大阪行きと札幌行きの2便に約1時間30分の遅れが生じている。

死亡したタクシー運転手には目立つ外傷が無く、警察では疾病原因で意識を失い、事故に至った可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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