出光興産が発表した2015年4-6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比18.1%減の180億円と減益となった。
売上高は、原油の輸入価格が下落したため、同22.2%減の9227億円と大幅減収となった。
収益では在庫評価影響や石油化学製品マージンの拡大などの増益要因があったものの、石油製品マージン縮小や、原油価格下落が影響して、経常利益は同32.4%減の160億円と減益だった。
純利益は関係会社株式売却益や固定資産除却損の減少で、同24.1%増の113億円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。