ボーイングが発表した2015年4-6月期(第2四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比11%増の245億4300万ドルと大幅増収となった。民間航空機が記録的な納入となったため。
KC-46空中給油・輸送機プログラムに関連する5億3600万ドルの税引き後チャージで、推定費用が増加したため、中核的営業利益は同14%減の17億1300万ドルと減益だった。
営業利益が同6%減の16億8300万ドル、営業利益率が1.2ポイントダウンの6.9%だった。純利益は同33%減の11億1000万ドルだった。
民間航空機部門の売上高は同18%増の169億ドルだった。営業利益率は7.1%だった。787/747型機の納入機数が増加したものの、KC-46空中給油・輸送機プログラムでの税引き前チャージが影響した。
第2四半期中に737MAXを116機受注した。第2四半期の純受注機数は171機、受注残は5700機近く、金額ベースでは4310億ドルと堅調だった。