韓国のキアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は6月末、『シード』の改良新型モデルを発表した。
シードは、キアの主力Cセグメントコンパクトカー。韓国以外でも生産されており、2006年からはスロバキア工場において、シードの欧州における生産を開始している。
最新モデルのシードは2012年3月、ジュネーブモーターショー12で発表。ボディタイプは、5ドアハッチバックとステーションワゴンの2種類。2012年9月、パリモーターショー12では、3ドアハッチバック版の『プロシード』を追加した。
今回キアは、シードの改良新型モデルを発表。現行型のデビューから3年以上を経て、内外装、エンジン、ハンドリング性能を中心に、商品内容を引き上げた。
外観は、フロントバンパーの開口部を大きく取り、力強さを強調。リアは、バンパーやテールランプが新しい。室内には、クロームのアクセントを追加し、質感を向上。NVH性能も向上させている。
パワートレインには、直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンターボ「T-GDI」エンジンと、7速デュアルクラッチトランスミッションを新設定。環境性能を引き上げている。