ホンダの八郷隆弘社長は7月6日、都内にある本社で就任後初の会見に臨み、7年ぶりに参戦しているF1について「大変厳しい状況にあって残念だと思っている」としながらも、「一刻も早くF1で勝利したいと考えている」と述べた。
現状では極めて厳しい道のりとなっているF1での勝利に向けて八郷社長は「色々課題もあり、着実にその課題を潰し込んでいかなくてはいけないと考えている。やはり勝負の世界なので早く勝利したいという気持ちはF1チーム全員の思いだと思っている。私も常々『とにかく一所懸命がんばって、早く勝つようにしよう』ということを言っている」と明かした。
その上で「少し待って勝てば良いのではないかというようなご意見もあるかと思うが、そうではなくて早くF1で一勝できるような体制をつくってきたいと私は思っている」と強調した。