ドイツの自動車大手、ダイムラーは6月30日、メルセデスベンツのドイツ・ラシュタット工場に、10億ユーロを投資すると発表した。
今回の投資は、ラシュタット工場において、メルセデスベンツの次世代の小型車を生産するための準備として、行われるもの。工場の設備などを更新する。
ラシュタット工場は1997年に稼働。現在、『Aクラス』をはじめ、『Bクラス』、『CLA』、『GLA』を組み立てている。
2014年、ラシュタット工場は、過去最高の29万2784台を生産。メルセデスベンツは2014年、小型車の販売が前年比24.7%増の46万3152台と伸びた。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車生産担当、Markus Schafer取締役は、「ラシュタット工場を改修し、次世代の小型車の生産に向けた基盤を築く」と述べている。