北海道キヨスクは6月23日、上野~札幌間の臨時寝台特急『北斗星』の引退に伴う記念商品の販売を始めた。
JR北海道が監修したオフィシャルブックレットと、A4サイズのクリアファイル2種類のセット。JR北海道が発売している観光入場券を収納できる専用シートも付く。ブックレットは、JR北海道の機関車がけん引する『北斗星』の姿や、運行開始初日(1988年3月)と定期運行最終日(2015年3月)の運行時刻などを掲載している。
発売額は1セット1000円。札幌駅の4店舗や函館の2店舗で販売しているほか、通信販売も受け付けている。初回生産数は5000セットだが、販売状況によっては追加生産するという。
このほか、JR北海道は札幌・長万部・八雲・森・函館の5駅で発売しているD型硬券の観光入場券を、『北斗星』を描いた「特別デザイン」に変更して発売している。発売額は1枚170円。
『北斗星』は今年3月14日のダイヤ改正に伴い定期運行を終了。現在は臨時列車として運行されているが、これも8月23日発の運行を最後に終了し、完全に廃止される見込みだ。