成田国際空港は、4月の運用実績を発表した。航空機発着回数は、2015年夏ダイヤでの新規就航や増便などの効果で、前年同月比2%増の1万8831回と4月として過去最高となった。前年を上回ったのは4か月ぶり。
国際線はタイガーエア台湾や、エチオピア航空が新規就航したため、旅客便が同1%増の1万2500回と、10か月ぶりに前年を上回り、4月として過去最高だった。
国内線はピーチ・アビエーションの札幌線、福岡線への新規就航などで同2%増の4111回と4か月ぶりに前年を上回り、4月として過去最高となった。
航空旅客人数は、同9%増の299万7590人と11か月ぶりに前年を上回って4月として過去最高となった。国際線旅客数は、同7%増の250万0359人と13か月ぶりに前年を上回った。外国人旅客数が円安の定着や消費税免税制度の拡充、花見需要などで、同27%増の125万8652人と開港以来最高となり、日本旅客数を上回った。
国内線旅客数は同23%増の49万7231人となり、4月として過去最高となった。
国際航空貨物量は同1%増の16万9690トンだった。