トヨタのインド販売、2%減…7か月ぶりに減少 5月

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トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は6月1日、5月のインド新車販売の結果を明らかにした。

同社の発表によると、5月の総販売台数は1万2965台(輸出を含む)。前年同月の実績に対して、2%のマイナスとなり、7か月ぶりに前年実績を下回った。

5月実績の1万2965台の内訳は、インド国内販売分が1万1511台。前年同月比は2.7%減と、マイナスに転じた。TKMは2014年10月、主力車の『エティオス』と『エティオス・リーバ』に初の大幅改良を実施。その効果で、販売の好調さが持続していたが、5月は失速した形に。TKMによると、5月29日から定期メンテナンスのために、工場の操業を一時停止した影響が大きいという。

また、TKMは2012年4月から、現地生産車のエティオスシリーズの海外向け輸出を開始。5月はこのエティオスを、1448台輸出した。

TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「5月は新たに投入したカムリの販売が好調だった」と述べている。

《森脇稔》

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