スズキのインド新車販売、13.8%増…2か月連続で増加 5月

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは6月1日、5月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、11万4825台。前年同月比は13.8%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

11万4825台の販売台数の内訳は、インド国内が10万2359台。前年同月比は13%増と、13か月連続のプラス。輸出は1万2466台で、前年同月比は20.3%増と、2か月連続で増加する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で8万5190台を販売。前年同月比は14.3%増と、2か月連続のプラス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万1602台を販売。前年同月比は7.7%増と、13か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』を含めて、5月はセグメント合計で5567台を販売。前年同月比は6%増と、3か月ぶりに増加した。

マルチスズキの2014年度(2014年4月から2015年3月)までの新車販売(輸出を含む)は、2010年度の127万1005台を上回り、過去最高の129万2415台。前年比は11.9%増と、プラスに転じている。

《森脇稔》

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