富士重工業(スバル)は、自動車リサイクル法に基づく2014年度(2014年4月~15年3月)の再資源化などの実績を公表した。
2014年度の実績は、シュレッダーダスト(ASR)では18万7280台、3万0041トンを回収、このうち2万9263トンを再資源化した。ASR再資源化率は97.4%となり、2015年度法定基準である70%を達成した。
エアバッグ類は、13万4464台(35万1438個)を引取り、2万7059kgをリサイクル施設に投入し、2万5451kgを再資源化した。再資源化率は94.1%となり、法定基準の85%を達成。フロン類は15万8697台、4万2177kgを引取り、適正に処理した。
再資源化に要した費用は14億9765万円、資金管理法人から払渡しを受けた預託金は総額18億6138万円で、全体収支は3億6373万円の黒字となった。