【BMW 2シリーズ グランツアラー 発表】BMWらしいスタイリングと走りに7人乗りをプラス

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ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)が発表した『2シリーズ グランツアラー』の商品コンセプトは、BMWならではのダイナミックなスタイリングとスポーティな運動性能に、3列シートを備える広々とした室内空間と、高い機能性、快適性を融合したBMW初のマルチパーパスビークル(MPV)だという。

そう話すのは、同社BMWブランド・マネジメントディビジョンプロダクト・マーケティングの清水恵子氏。「取り回しの良いコンパクトなボディサイズでありながら、2列目、3列目シートは、乗車人数や荷物の量に合わせて多彩なシートアレンジが可能だ。メインターゲット顧客である、ファミリーユーザーの様々な用途に合わせてオールマイティに活躍するだろう」と話す。

商品ハイライトは大きく3つあると清水氏。ひとつめは、BMWにおいても、プレミアムコンパクトセグメントにおいても初の3列シートを備えた7人乗りのMPVであるということだ。

次に、クリーンディーゼルモデルをラインナップしている点だ。「コンパクトMPVでは初めてのクリーンディーゼルモデルで、BMWグループの新世代4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載し、圧倒的に力強い走りを実現するとともに、輸入車トップクラスの21.3km/リットルの低燃費を達成している」と説明。

最後は、衝突回避、被害軽減ブレーキやiDriveナビゲーションシステム、LEDヘッドライト、パーキングサポートパッケージなどが装備され、「安全かつ快適なドライブに貢献する数々の装備を標準で設定している点だ」と特徴を述べ、これら3つのハイライトを踏まえ、「『2シリーズ アクティブツアラー』ユーザーの70%が新規顧客なので、それ以上(の新規顧客獲得率)を狙っていきたい」と意気込みを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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