スウェーデンの商用車メーカーで、フォルクスワーゲングループに属するスカニアは5月25日、アルゼンチン工場から欧州への輸出を増やすと発表した。
スカニアのアルゼンチン工場は、2016年で稼働40周年という老舗工場。2013年に、大規模な改修を受けたばかり。トラックやバスなどのトランスミッション部品を生産している。
今回、スカニアは、アルゼンチン工場から欧州への輸出を増やすと発表。その増加量は、600%という大幅なものとなる。
欧州への輸出量を増やすのは、部品。トランスミッションを構成するギアやシャフトなどの欧州向け出荷量を、大幅に増やしていく。
スカニア南米部門のPer-Olov Svedlund社長兼CEOは、「スカニアは、グローバルな生産システムを用いている。だからこそ、アルゼンチン工場を改修し続けることは必要」とコメントしている。