広州汽車は上海ショー15で、ラグジュアリーセダンの『GA8』を公開した。これは自主ブランド「伝祺」(TRUMPCHI)のフラッグシップとなるモデルだ。
GA8のホイールベースは2900mm以上、全長も5mを超える寸法を持つ。これに「300T」と呼ぶ新開発のターボエンジンを搭載するという。
スタイリングはヨーロッパの「立体美学」のエッセンスと、中国の伝統的な要素や文脈を組み合わせたもの。これは伝祺ファミリーの造型設計美学を「バージョン2.0」に進化させたもので、今後のラインナップ全体に展開されることになる。
またGA8のほか、フルモデルチェンジしたコンパクトSUV、伝祺『GS4』を公開。これは2015年1月のデトロイトショーでワールドプレミアされたもので、中国国内ではこの4月から販売がスタートしたもの。
全長4510x全幅1852x全高1708mm、ホイールベース2650mmというボディに、新開発の1.3リットルターボ「200T」を搭載。トランスミッションは7速DCTが採用されている。