ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は5月12日、BMW『K1600GT』などのエンジンの操作スイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『K1600GT』『K1600GTL』『K1600GTL-E』『K1300S』『K1300R』『K1300GT』『R1200RT』『R1200GS』『R1200GS-A』『R Nine T』『S1000RR』『HP4』『C600S』『C650GT』『F700GS』『F800GT』『F800GS』『F800R』の18車種で、2008年10月15日~2014年4月29日に製造された計3916台。
ハンドル右側のエンジンの操作スイッチにおいて、スイッチ内の切替部の設計が不適切なため、スイッチの動きが悪いものがある。そのため、最悪の場合、スイッチが動かず、エンジンを始動できないおそれがある。
改善措置として、全車両、ハンドル右側のエンジンの操作スイッチを対策品と交換する
不具合は3件発生、事故は起きていない。市場からの情報および国土交通省の指摘により発見した。