国立天文台は、特設サイト「多波長で観る宇宙」を公開した。
サイトでは、異なる波長で観測されたアンテナ銀河の姿を入り口に、さまざまな波長で観る多彩な宇宙の姿を紹介する。天体画像を集め、眺めるだけでも楽しめるサイトになるよう工夫したとしている。
「波長ガイド」は、世界の代表的な望遠鏡、各波長域の観測対象、地上に届く電磁波の波長域について資料として活用できるほか、世界中の望遠鏡がとらえた画像の紹介にも力を入れたとしている。
人間が見ることのできる可視光線で写しだす宇宙の姿は、一部にとどまる。宇宙から届くさまざまな波長の電磁波をとらえることで、宇宙の誕生と進化、星や惑星形成の謎に迫ることができる。