米国の自動車部品大手、TRWオートモーティブ・ホールディングスは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー15において、中国市場に先進のカメラ技術を投入すると発表した。TRWオートモーティブ・ホールディングスのカメラ技術は、次世代のビデオカメラセンサー「S-Cam 3」。中国市場に2016年初頭、初めて導入される。S-Cam 3は、現行世代のカメラよりも、処理パワーが6倍。これにより、高いレベルのセンサー能力を発揮する。S-Cam 3は、数多くの安全装置に採用。例えば、車線維持装置、自動ブレーキなどに搭載されるシステムとなる。TRWオートモーティブ・ホールディングスのピーター・レイク上級副社長は、「中国自動車産業は、今後数年間、急速な技術進歩が続くだろう。北米や欧州に続いて、アクティブセーフティに対する需要が増す」と述べている。
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