インドの警察が催涙スプレー散布によって群衆を退散させるためドローンを購入したとニューズウィークが伝えた。
タイムズオブインディアによれば、ウッタル・プラデーシュ州の州都ラクナウの警察は2014年から航空写真撮影用にドローンを使用していたが、今回軍部によって新たに発注されたものは催涙スプレーを使用して群衆をコントロールするためのものであるという。
ヤシャスヴィ・ヤダーブ警察本部長は、軍部が2キログラムまで積載可能な5台のドローンカメラを購入したと話している。
これらは市内の監視のため使用され、何かトラブルがあった際に無秩序な群衆を催涙スプレー散布により退散させることができるという。
以前ドローンはこの地域においてヒンドゥー教の祭であるラーマ・ナヴァーミの期間に監視のため使用されていた。
ヤダーブ本部長はまた、ドローンによる監視プログラムは今月末に正式に発表され、ラクナウ警察はインドで初めてこうしたハイテク監視システムを運用することになると話した。