東急電鉄、こどもの国開園50周年のラッピング列車を運行…4月27日から

鉄道 企業動向
こどもの国開園50周年を記念したヘッドマーク付きラッピング列車のイメージ。4月27日から運行を開始する。
  • こどもの国開園50周年を記念したヘッドマーク付きラッピング列車のイメージ。4月27日から運行を開始する。
  • こどもの国線の3編成に掲出されるヘッドマーク。編成ごとにデザインが異なる。
  • ドア横にも開園50周年のラッピングが施される。

東京急行電鉄(東急)は4月23日、横浜市青葉区の児童厚生施設「こどもの国」の開園50周年を記念し、ヘッドマーク付きのラッピング列車をこどもの国線で運行すると発表した。4月27日から6月30日まで運行する。

こどもの国線で運用されている横浜高速鉄道Y000系電車の全3編成に、ヘッドマークが取り付けられる。デザインは編成ごとに異なり、こどもの国公式キャラクター「ジュルとチッチ」や開園50周年の日付(2015年5月5日)がデザインされる。このほか、こどもの国のキャッチコピー「あそびのなかに、未来がある。」や開園50周年記念のロゴマークをデザインしたラッピングも、車体側面のドア横に施される。

こどもの国は1965年5月5日に開園。2年後の1967年4月28日には同園へのアクセス路線となる、こどもの国線長津田(緑区)~こどもの国(青葉区)間3.4kmが開業した。当初はこどもの国協会が線路施設を保有して東急が列車を運行していたが、1997年には同線の通勤線化事業に伴い、線路施設がこどもの国協会から横浜高速鉄道に譲渡された。

通勤線化が図られた2000年以降は、線路施設と車両を横浜高速鉄道が保有し、東急が引き続き列車の運行を担当している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集