豊田通商は、欧州などでリサイクル事業を運営する関連会社が損失を計上する見通しとなったことから2015年3月期の通期業績見通しを修正した。
同社の議決権比率が39.9%のリサイクル事業会社について、株式の回復可能性と債権の回収可能性を検討した結果、回収可能性に懸念があることなどから、同社の連結決算で合計120億円を特別損失に計上する。
2015年3月期業績は、売上高が前回予想より600億円増の8兆6600億円、営業利益が70億円増の1690億円に上方修正した。経常利益は100億円マイナスの1560億円、純利益が90億円マイナスの670億円に下方修正した。